ルイージの徒然日記

世界は激しく動いている。俺の想像を越えて。
それらの影響があちこちに出ている。

会社で必要な物を手配しようとしたら納期は半年以上だという。
特殊な物ではないし、これまですぐに入手出来ていたのに。
半年はマシな方で場合によっては１年以上という以前なら考えられない状態となっているのだ。
それを知った時にはふざけてるのかと思ったが、そうではなく事実だったのだ。

ウクライナよりは中国の状況の方が大きく影響しているようだ。
大規模な都市封鎖を行ってもコロナを抑えることができない。
食う物無くなって餓死したとか。
自宅軟禁同然の状態に耐えられなくなって自殺したとか。
一時は武漢でコロナに勝ったとまで言っていたが。
日本でもそのようなことができる中国の体制は素晴らしいなどという評価もあった。
そういう連中はそんな素晴らしい中国に住んだらいいのにと思った。

ここで危険性が下がったから規制を止めるという選択肢はない。
そうすれば今まで何やってん、と誰でも突っ込むわけである。
単に失敗を認めたくないだけだ。
それを認めたら命とりになるのだろが。
極端なことをすれば止めたくても止めることはできないのだ。

必要な物が確保できないまま何もしない。そんな訳はない。
特殊な物でないため、別の所からの入手を考える。
しかし、考えるのはいずこも同じである。
つまりは入手困難であることに変わらないというオチ。

日用品などの供給には今のところ、影響していないようだが家電は供給が途絶えて
いる物もあるという。
個人的には全く困っていないが、今後どうなるかは予想不可能だ。
これまではいつでもどこでも何でも安く買えて当然だと思っていたが、実はそうでは
なかったのだ。

他は使わないが、俺が使っていてそれが無いと困る物の確保に動いている。
需要が少ないものほど早く影響が出ると思うからだ。
何の影響もない可能性もあるが、途絶えたりした場合には非常に困るのだから。
ウクライナの影響はこれからだろう。
世界は繋がっているので、そんなんが影響するかということもあり得る。

普通の自転車では一部を除いて中国しか選択肢はない。
日本はないんか、日本は。
店員に聞いたら、日本は高いと言って誰も買わないとの返事だった。
極端に依存することについては買う側の問題もある。
俺は物にもよるが出来るだけ日本製を買うようにしている。
そうしないと何かあって外からの供給が止まった場合にどうしようもなくなるからだ。
俺だけそうしても変わらないので一斉にやる必要がある。

中国のような国に極端に依存するなど愚の骨頂だ。
気に入らなければ突然、供給を止めたりするのだから。
尖閣の時に依存度を下げるべきだった。
今となっては遅すぎるが。
依存度を半分にしたところで、相当な割合だろう。

アベの時に民間へロシアに投資しろ、という話があった。
民間はそうしたらどうなるか恐ろしい結果になる可能性高いと判断して深入りしなかった。
その時深入りしていたら今頃は悲惨なことになっていたのだろう。
そうしなかったからこの程度で済んでいるし、今制裁を科すことができている。
相手を見て動くことがいかに重要かということだ。