介護施設その2~誤嚥性肺炎2021年12月22日 22時00分29秒

放火か…
それで色々思うことがある。
10年以上前のこと。
ドン・キホーテとらやに初めて行った。
入った瞬間にここはアカンと思った。
高い所まで積み上げられた商品。地震来たら爆撃状態となる。
圧迫感も相当ありすぐに気分悪くなった。
通路も迷路のようになっており、火事になったら出口が分からないだろう。
というわけですぐに店を出た。それ以来行っていない。
今どうなっているかわからないが、たぶん変わってないと思う。
それ故にこれからも行くことはない。

ホテルでもあった。
2階に上がるのにエレベータ。階段の方が早いわ。
しかし、階段は封鎖されていたのだ。
何で階段を使わさせずにエレベータを使わせるのか。全くわからん。
階段が封鎖されていなくいなくても、物が大量に置かれていて通りにくいなんてこともあった。
過去には実際に火事になってそういうのが問題となったこともある。
とことんなってみないと理解できない。そうならんでもわからんか。

その1より続く。

再会した時のこと。
半年以上外に出ていないため、山姥のようになっていた。
年寄りだから身だしなみはどうでもいいのか。
まずはそこから。
店に行くのか。逆だ。店が来るのだ。
他にも出張マッサージなんかもあるし、医者も来る。
色んな商売があると妙に感心する。
世の中の一端を見たような気がした。

出張マッサージとはいってもリハビリとは違う。
そこまでを期待できない。
ただ何もしないと固着が進むし、動く方も動かなくなる。
病院で聞いていた状態とは違っていた。
出来るはずが実際にはできない。
嘘は言っていないと思う。この辺は施設の限界だろう。
対応は微妙で疑問あったが効果はあったとの評価だ。
ただ、維持が難しい。一回やればずっと出来るわけではないのだから。

胃ろうなので口からは取らない。
生きるだけならそれで十分だが、食べることは楽しいことだ。
それが自然なことであるし、口からを目指すべきである。
施設側はそれには難色を示した。
誤嚥性肺炎というやつ。
先日の死亡記事でもそれが死因となっていた。
それほど危険なのだ。
噛んだり飲み込んだり普通と考えるが、誰もがそうではないということだ。
胃ろうとなって暫くになるので、噛んだり飲み込んだりできるか懸念された。
まずは歯医者呼んでどの程度か試すことになったので俺も立ち会った。

いきなり普通の食事とはならない。ゼリーやプリンで試すという。
まずはプリンから。
食えるという結論だが本人の反応はイマイチ。
続いてゼリーを試す。
用意したるフルーツゼリー。
それを見た時の反応がプリントは全然ちゃうわ。
そう、字が読めるのだ。
認識度合いをここで確認できた。

ことあるごとに果物ばかり食っていたのだ。
季節によりそれは違うが特にみかん大好き。
あまりにもわかりやすい。
これには一同大爆笑。

ゼリーも色々だ。
モロ、みかんなどでは種類多いが塊状のものは危険らしい。
死ぬ覚悟で食うのか。まさかな。
粒粒やナタデココもアカン。
それではあまりにも選択肢がなさすぎる。
色んな店を回ったがそういうのがダメであれば種類はほとんどない。
施設ではそれ用など用意していない。いやそういうのは無いらしい。

ある日、俺はめっちゃむせたのだ。
食い物が肺の方に行ったらしい。
胸が痛い。
それが3日ほど続いた。
健康ならむせることで体外に排出できるが、年寄りにはそれが難しい。
これが誤嚥性肺炎か…
そのことよりもそうなったことが外から見て分かりにくい方が問題のようだ。
分かれば対応できるが、分からない以上どうにもできないわけだ。

肺炎なのでそれが詰まって窒息でないらしいが。
年寄りなら死ぬというのが身をもって知ることになった。

その3へ続く。

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