大阪モーターサイクルショー2015その22015年03月24日 22時23分11秒

その1より続く。

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今回の目玉?ついに国内発売。
カワサキの意図としては若向きと思うが、オッサンの方が熱い視線を送っていた。
俺もその中の一人だったりして(笑)。
シビア250の対抗馬だが、値段含めてかなり頑張っている。
2気筒と比べてかなりスポーチーな方向性らしい。
2気筒と棲み分けが出来からこそできる技。
各部に使い回し部品あったり、チャチかったりするが仕方ない部分である。
それよりも惜しいのが、何となく鈴木っぽいこと。
ともかく期待の1台なのは間違いない。

排気量的にさほど速くは期待すべきではないし、かつての2ストレプリカのように
切れのある走りができるようなこともないだろうから過大な期待は禁物。
というか大排気量に乗るとちょっとぐらいでは速いとは思えなくなる。
これが400ぐらいだったら、全く違うと思うが。
一昔前に鈴木はそういうのをやっていたが、エンジンの古さもあってか
さほど売れたわけではない。
今やったらかなりの物が出来るのは間違いないが、国内メーカーはそういうのは
やらないだろう。

しかしレースの絡みもあって、買うのは早くても2年後。
別の車両の時も2年後と思ったが、すでにそれ以上経過したりして(笑)。

そのシビア250だが、新車が安い。
普通に10万引きゴロゴロ。鈴木かっちゅうねん(笑)。
定価の設定がおかしすぎる。定価知って買わない向きあるだろう。
実売価格だと射程範囲に入る場合多々あるように思う。

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これが真の目玉。
ついに登場、スーパーチャージャー。
写真ではモロ、ドカやんけと思ったが実物はそうでもない。
なんと300馬力の方も国内発売。
実は周りで2名ほど注文していたりして。
しかし、遅れに遅れ…
いつになったら来んねん、状態。
今頼んだら来年。というかもう注文終了か。

さすがはカワサキ。やるときは極端にやる。
程々の排気量だとおいしいが、中途半端なことはせずまずは頂点から攻めるのだ。
当然ながら注目度抜群でだいぶ目で犯されていた(笑)。

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好調どころかさらに攻めるカワサキ。
それは良いが、ヴイロッドに見えるのはどうか。

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さて本田は。
ラリー風出るらしい。
これで実際に出るような奴おらんはずなのでそれっぽい見た目のツアラーか?
奥のはそれの親玉バージョン?

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こいつも注目度高い。
エンジンはシビア150?
本田としては思い切った見た目である。
しかし、ハスクというか。柿色KTMというか。
何かに似ていたら個性的とは言わないわけだ。
ほとんどはそういうことを気にしないということか。

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本田の目玉、GPレプリカ。
実際はレプリカではなく、GPマシンそのものらしい。
レーサーに無理矢理、保安部品を取り付けたそうな。
さすがにニューマチックバルブでは街乗り不可能なのでスプリングあるはずだが。

たしかに強烈ではある。
しかし凄いとは思っても格好いいとは思わないのが非常に残念だ(笑)。
元のレーサーが格好良くないのだからレプリカも格好良くないのは必然なのだ(爆)。
色も何故か昭和っぽい。色でかなり印象変わるのは事実。
現有のレギュレーションで車体の構成を考えるとある程度形は決まってくるのだろう。
性能からすると必然的にそうなる。
これはどのメーカーも同じことで、凄くても格好悪い(笑)。
カワサキとは競合しないが、見た目のインパクトではカワサキの圧勝。

さて気になる価格だが、諸説あるらしい。
ともかく一般人には到底変えないレベルなのは間違いない。
世の中には想像を絶する金持ちは一杯いるらしい。
どのみち数は僅かしか作れない。
というわけでいくらであろうとも、発売と同時に売り切れになるのだろう。

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続いてはヤマハ。
こちらは普通にレプリカ。
これまた本田同様でデザインに自由度が無く、格好良くない(笑)。
走りの方は凄そうだが。
ヤマハは国内ではやる気無いのか、街乗り仕様ではなくレース仕様のみの出品であった。

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ヤマハも250に参戦。
なんと排気量拡大版も日本で発売。
しかし数は出ないだろう。車検を気にしなければこっちを絶対選択すべしと思う。

写真ではイマイチに見えたが、実物は悪くない。
カワサキをかなり研究したように見える。
しかしカワサキのようにリンクサスではないのはどうか。
ポジションも意外と緩い感じ。使い方によって評価は変わるのだろう。

レース仕様も出していたが、割とマイルド?なポジションからレースはどうなのだろう。
その気になればレースでも使える性能を持たせてあるのか。
去年は参考としてレース仕様出していたが、見た目が全然ちゃうやんけ!
モロレーサー風ではアカンということか。

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各社改造を意識しているように見受けられる。
メーカーで最初から改造するか、それとも後での改造を前提とするのか。

鈴木だが、人混みで写真撮れなかった。
色々あったが。
忍者千の対抗馬とか。悪くはなさそうだが、インパクトは低め。
時代を切り開くのはいつもカワサキなのか。

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外車も色々で、久しぶりのメーカも。
向こうでもレプリカ系は駄目らしい。
そのためか方向性拡散しているような感あり。
割と長脚系流行っているようだ。
そのため国内メーカーもやっている。

ここ数年いつも思う。
外車はポジションがちんちくりんなのであると。
全体的にハンドル幅広め。
バーハンでも妙な前傾。
日本人向けとはしていないと思うがそれでもな…

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ドカがTWを出すとこうなる?
日本より20年は遅れているな(笑)。

今は難しい時代なのだろう。どういう方向で行くのか見極めにくい。
それは内外問わず。
主流というのがなく、色んな流れが平行してあるような…
それが良いのか悪いのかは何とも言えない部分ではある。

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ヤマハは控えめだが、BMはかなり改造を意識している感じ。
あくまで素材、木人形(デク)なのでこういう風に売るということはないのだろう。

その3へ続く。