KX85パワーチェック2011年11月21日 23時03分02秒

KXのパワーチェックした。これで所有車両全て完了したことになる。
というわけでダイノマン野口商会へ。

パワーチェック20111112 002

パワーチェック20111112 003

ぱぁぁ~。パワーバンドで急激に吹けるのが音と車体の挙動から明らかにわかる。
現時点での仕様はリードバルブをVフォース3にしているのみであとはノーマル。
気になる結果は如何に。

KX85-20111112

小排気量で高回転高出力を狙っているので中間の谷は如何ともしがたい。
それは百も承知。
実際の走行ではパワーバンドに入った瞬間に後が流れ出す。
先日の名阪で3週目でこけたのはこれが原因である。
コンディションやタイヤの影響も当然あるが。
これまでの経験でエアスクリューの調整で谷は無くならないが繋がりがよくなるのは
わかっている。ただ、調整は意外と難しい。

特性はさておき最高出力であるが、なんと17馬力しか出ていない。
20馬力はイクと思ったが…
同一車種のデータはないので直接の比較は出来ない。
CR80のデータはあったのでそれと比べる。
パワー出ている車両で24~25馬力。
そちらはノーマルではないようだが、かなりの差がある。
これにはガックリ。こんなはずでは…
リードバルブの影響はあまりないと思う。体感でも変化は感じなかったのだ。
年に1回か2回しか乗らないので変化に気付かないということはあるかもしれない。

何故かここ数年、レーサーのエンジン性能の公表は行われていない。
規制など関係ないのだから発表すればいいのにな。
外車では伝統的に非公表が多いのであるが。
俺が買ったときには公表されていた。
それによると28.5PS/12000rpm、1.75kgm/11000rpmであった。
それはエンジン単体なので後輪では各種損失を考えると20馬力そこそこが
順当な線ではないかと思っていた。
しかし現実は…
頭打ちも早いようである。シリンダーは何度か開けているがケースは触っていない。
もうすぐ10年だが大した距離走っているわけではない。
とはいえ、そこはレーサー。メンテの時期かもしれない。

第2回名阪モタード走行会後編2011年11月09日 22時48分27秒

前編より続く。

午後の部はハスク試乗会より開始。
試乗ゼッケン1と好都合。まずは449から乗る。
前回も乗ったし、町中での試乗もしたことがある。
その時は完全ノーマルであったが、今回はアクラポ付である。
ノーマルは規制に適合しないと売れないわけで、かなり抑えられているらしい。
その影響で調子悪かったりするのは普通だとか。
俺のもチャンバー変えるまではまともにアイドリングせんかったのだ。
国産ではありえないが、とりあえず登録出来るようにしておいたのであとは各自で
勝手にやれということだろう。
わかっていて買うのはいいが知らずに買うとなんじゃこりゃあ!となる可能性がある。

前に乗ったときは物凄いギクシャク感があった。スロットル操作に過敏に反応する。
発進で開けすぎるとバスッと止まりやすい。慣らし済めばまた違うようである。
外車オフの常でシートは高い。これは125以外全車共通する。
岩石のように硬くもある。乗る度に坂口征二のアトミックドロップ食らうわけである(笑)。
一部のツーリングモデルを除き長距離での快適性は全く考慮されていない。
これは国産にはない割り切りである。格好いいというだけで買うと後悔必至。

単気筒とはいえ高回転型のため下ではトルク感はない。
下から開けるとノッキング気味で吹けていく。
慣らし済めば違うのかもしれない。
パワーバンドでは爆発的に加速する。4気筒とは全く感覚が異なる。
レスポンス良すぎて無闇に開けることは出来ない。
慣れたら相当な速さを見せそうである。
上は1万ぐらい回るのか?
マフラーだけだと真のフルパワーにはならないように思う。
試乗車の仕様は確認していない。

車体はどうか。スイングアームピボットとドライブスプロケットが同軸となっている。
エンジンの印象が強烈すぎてその辺はわからなかった。
足回りは125と比べてかなり締まっている。
アクセル戻す程度では前が残るというか、立ちが強い感じである。
セッティングによるのか?
それとも前を下げたまま曲がるのが前提か?
有無を言わさずフルバンクだったりして(笑)。
この辺は乗り方次第かもしれない。

続いて250。最近モデルチェンジした最新型である。
ほとんど新車のようであるが、449のようなギクシャク感はない。
排気量の差か、449のような暴力的なフィーリングはない。
こちらはノーマルマフラーであった。
明らかに抑えていると思うがそれでも速い。
フィーリングが良く好印象。
250をベースに排気量拡大すればおいしいかもしれない。
ものすごい回り道であるし費用も相当であろうが。

車体は449のみ全く異なる。
これはダウンドラフトエンジンの構成に合わせて車体を作っているからだろう。
車体の感じは俺の125と似ている。
足回りのグレードを上げ締めた感じ。
449よりも感覚が合うのでエンジン同様好印象。

次は旧型250。2007ぐらい?でキャブである。
これのみレインタイヤ履いていた。ドライ路面では感触が変。
ふらっと倒れ込むというか、切れ込むというのか。
そのためコーナーではかなり抑えて走った。
タイヤのせいで良い印象全くない。

最後に4スト125。外品マフラー付。
マフラー以外はノーマルのようである。
はっきりいって速くない(笑)。
向こうでの15馬力規制に合わせているので仕方ないのである。
エンジン回っているだけ。えっもう終わり?状態である(笑)。
水冷DOHCであり、改造次第で化けそうな雰囲気はある。
規制された状態で評価するのは酷という物である。

車体は基本的に2ストと同じなので、俺のと似ている。
ただエンジン重いのでややもっさりした感じはする。
結局は試乗車完全制覇。

モタード走行会201111 021

試乗タイム中に天気怪しくなってくる。とうとう雨が。
わかりにくいが本降りである。すぐに止んでももう乾くことはないな。
レイン無しでピーキーなエンジン特性では走れたものはない。
結局、KXはわずか3周の命であった(笑)。

希望的観測であるが止みそうな気がするのでハスクにウォーマーを掛けて待機する。
しかし止む気配はない。時折強く降ったり。
走行時間になるが誰も走らない。しばらく様子を見る。
ここで雨をものともしない兵出現。おぉ~。
レースでなく走行会なので誰もレインタイヤなど用意していなかったはず。
濡れるのは諦めるとしても、レイン無しでは…
どないすんねんと待機していると、コントロールタワーの主催者から俺に走らんのか!
と名指しされてもうたわ(笑)。
しゃないのう、ここで意を決して走ることにする。
完全ウェットで乾くことはありえないのでウォーマー掛けてもすぐに冷えて意味はない。
そのためとうに外してあった。
走り出すと雨は小降りに。大雨やと絶対走らんわ。

恐る恐る走る。時折ちゅるりんとなる。
しかし意外にもα12は雨でもいける。何度かやばい状態になるが大事には至らず。
いけるとはいえかなり抑えている。無理したらイクのは必定。

モタード走行会201111 025

徐々に走るライダー増えていく。
本来ならクラス分けであるがもはやそんなことは関係なく、走りたければ勝手に
走れということになった(笑)。
時にはバトル勃発してたりして(笑)。
寝ていなければ全開にしても、そこそこブレーキ掛けても問題ないのである。

何とか転倒せず、走行終了。
時折強く降ったが俺が走っている時にはたいしたことはなかった。
この日は気温高めであった。10℃であれば酷寒であったのは間違いない。
そうなれば絶対走ることはなかっただろう。

荷物多いため早めに片付ける。
この時雨降らなかったので助かった。
場合によっては走るよりも濡れることがある
また来年も企画あるようである。次は晴れることを期待したい。

モタード走行会201111 027

スライダー使用済み(笑)。こういうのはサーキット走行では必須である。

第2回名阪モタード走行会前編2011年11月07日 22時11分02秒

昨日は名阪で行われたモタード走行会に参加した。
7月の前回に続いて2回目となる。
邪道、ツーリング、レアルワン、転生と9月から怒濤のイベントラッシュ続いている。
月末には別のイベントある。

今回は久しぶりのKXとハスクを選択。
走行に当たってはなんだかんだと準備が必要である。

モタード走行会201111 001

KX85モタードであるがオフ用の足回りそのままではオンロードには激しく向いていない。
そのため放置プレイしていた。
新品タイヤ組んで早3年か…まったく使っていないのだがこれ如何に。

続いてはハスクを仕上げる。外装一式換装。この辺は慣れたもの物である。
前回の走行でセッティングをショートに振る必要を感じたのでスプロケットを入手。

モタード走行会201111 002

モタード走行会201111 003

モタード走行会201111 004

ISA製。サンスターもあるが丁数が4スト用なので欲しいのがない。
ノーマルより1丁ショートを選択。
ハスクの場合は一部例外を除き全車共通となる。

モタード走行会201111 006

モタード走行会201111 005

モタード走行会201111 007

交換完了。125のみ鉄のスイングアームついている。
チェーン引きには目安となるケガキ線あるが、アクスルナットに隠れて見えない。
イタリアやのぉ(笑)。ナットも25とまず使わないサイズなのだ。
その辺で25のメガネ売っていない。
ソケットは一応、売っていたのでそれを購入。
これを買うまでは26のメガネで無理矢理代用していた。

モタード走行会201111 026

オフ車はハンドル幅が広い。1台積みであれば楽勝であるが2台積みとなると
困難が伴う。ハンドル同士が干渉して車体の左右位置が決まってしまう。
KXは幅広のハンドルを付けているので余計である。
前日に積んだので、事前に積み方を考える暇はなかった。
最終的には無理矢理積んだ。
行きと帰りで積み方を変えて最適な方法を探る。
ハンドル幅がなければ特に問題はないが。今後の課題やな。

モタード走行会201111 008

天気悪いがなかなかに盛況。
天気悪いのはわかっていたことである。
水たまりあるほどではないが路面は完全ウェット。
レインタイヤなどないのでそのまま走るしかない。

モタード走行会201111 014

レースではないが、当然雨でもやるのである。
まずはKXから。当然ウオーマーを使う。
ウェットであるし、タイヤの皮むきも必要なので、慎重に走る。
しかし1周回るまでに異変が。
もぉぅ…と吹けない。一度コースから出る。
なんと燃料コックの位置逆と勘違いしていた。ガス欠である。
この時点でこれからの出来事を暗示しているようで嫌な感じがした。

慎重にペースを上げる。
3周目の出来事。
切り返しで開けた瞬間、後が一気に流れコントロール不可能になった。
即、転倒。この日の転倒第1号やな(笑)。
スピード遅かったためダメージは大したことはない。
修理している間に1発目の走行枠終了。う~ん。

ピーキーなエンジンなのでパワーバンドに入ると爆発的に吹ける。
路面はウェット。タイヤは3年落ち新品。
それらが三位一体となって転倒原因となったのだ。

モタード走行会201111 011

モタード走行会201111 012

モタード走行会201111 013

時間の経過とともに乾いていく。

モタード走行会201111 019

今回はEコースでの走行だが、イン側の縁石に微妙なコンクリートがある。
それも1箇所だけではない。これって何?
ライン上となるので気になる。
ここは前は駐車場か何かだったのだろうか。

モタード走行会201111 020

最終手前のヘアピン?手前にはコンクリートの縁石?がある。
ここはラインとなっているようである。
このコースいきなりコンクリートの壁(一応バリアはあるが)が多い。
立ち上がりこけるとダメージ大きくなりそうである。
カートコースは大概エスケープゾーン少ないのが常であるが…

ここで走るのは初めてである。HPにコース図載っているが何のことやら
さっぱりわからん。どんなコースやねんと思っていた。
いたるところにショートカットがある。
コース設定は色々できるわけだ。
とはいえタイトで回り込んだコーナーが多い。
コース幅を目一杯使ってスピードを乗せ、直線的に走る…
そういうことらしい。
しかし開けていくと飛んでいきそうな気配もある。

KXはこのコンディションでは危ない。
完全ドライになるまでハスクで走る。
上記のとおり結構やらしいコースである。攻めあぐんだというのが実際の所である。

モタード走行会201111 017

体験走行の枠もありお子様も走る。

下のクラスでは基本追い越し禁止なのだが何故かバトルが。
コントロールタワーからバトルするな!と主催者が怒っている。

昼前には完全ドライとなった。昼からはKXでいけるか?

後編に続く。

ベビーフェイスアクスルスライダー2008年05月31日 21時21分59秒

オフでは全く気にする必要はないがオンロード走行では転倒時の
前後のアクスルの損傷が気になる。

今では各社より市販品が出ている。で付けてみた。
後はベビーフェイスを選択した。
貫通シャフト用は色々あるがKX85は貫通でも穴径が小さい(アクスル径が小さいから当然か)。
よってそのままでは装着できない。
で、調べているとベビーフェイスからチェン調整ボルトに取付けるタイプ売っていたので入手した。
予想では調整ボルトを外し(て言うことはホイールを外す)つけるもの と思っていたが
現品はホイールを外さずとも取付ける出来るように取付穴が片方完全に解放となっていた。
でもこれってコケた時外れんちゃうの?
ボルト自体緩んでなければ取れんとは思うが…

ベビーフェイスアクスルガード 002
こちらはノーマル

ベビーフェイスアクスルガード 001
スライダー

ベビーフェイスアクスルガード 003
取付後
想定しているのは中型以上のためKX用には大きすぎ、奥行き部分をだいぶ切断した。