ヘッドガスケット2014年11月10日 21時19分26秒

先日の秋ちゃんこで抜けたガスケット。
ばらして調査する。

シリンダチェックその6 001

目視ではヘッドに異常はない。
プラグの焼けも正常。
肝心のガスケットは…

シリンダチェックその6 002

シリンダチェックその6 003

シリンダチェックその6 004

Oリングがガスケットに張り付いている。
液ガス塗って組んだがそれの影響か?いや違うな。
Oリングは潰れた形跡有り。ここで張り付いていた。

シリンダチェックその6 005

シリンダチェックその6 006

シリンダチェックその6 007

結構損傷ある。新品とは思えない。
写真ではわからないが全体的にべらんべらんにもなっている。
日本製からタイ製に変わっている。
物が悪いのか。タイ本田はとにかく極悪非道という評判。
日本製の時はこれまで散々使いまくっても問題はなかったのだ。
冷間では歪みはないが、温度あがるとヘッドやシリンダーが変形するのか?
ブロー癖などとも言われる。

シリンダに傷などは全くない。
エンジン温度上昇による水温異常ではなく、燃焼ガスが冷却水側に流れたため
水温が139℃まで上がったわけである。シリンダに損傷無いのは当然のこと。
内圧上昇にラシエータキャップが耐えきれず、水が吹いたわけだ。
キャッチタンクではなくリザーブタンクを付けている。
全量を受け止めるほどではないが、そこそこの容量あるためコースにぶちまける
ようなことはなかった。多少はこぼれたとは思うが。
全部ぶちまけていたら大変なことになったかもしれない。