カウルその32014年09月13日 20時36分42秒

次戦に向けて準備しているが、思いがけないトラブル発生し先に進まない。
こんなことしてる場合ちゃうっちゅうねん。
予定していたテスト走行に間に合わない見込み…
なかなか思ったようにはいかん。
挫折ばかりの人生よ(笑)。

さて、その2より続く。

一点決まると自ずと他も決まってくる。
一点だけでも意外とかっちりしているが、それでは走行中にばたつく。
横の固定検討要。
しかし車体の構成から難易度が高い。そんな時に某車を見る機会があった。
カウルの止め方が強引。それで純正。
素人が無理矢理付けたような感じ。
メーカーなら何とでもできるはずだが。やるな、鈴木(謎笑)。
その方法を参考とした。
固定は色々だろう。強引な手法は多々あるようだが。

お前は何もんや!
おう、俺か。
俺は…

大阪モーターサイクルショー2014 002

ではない(笑)。
俺はええもんや!エーモンのステーや!

そういう訳にもいかんだろう(笑)。
それ相応の仕上げ必要と考える。

NS50Rカウル取付 017

NS50Rカウル取付 019

NS50Rカウル取付 022

NS50Rカウル取付 020

ステーを出すにはヘッドパイプの周辺しかない。
フレームにステーを溶接してしまえば簡単なように思うが、後戻りのできない
改造はしない主義なので実現には困難が伴う。
色々と模型を作っては試し、また作って…を繰り返す。
一向に進まない。虚しく時間だけが過ぎ去る。
本番が近づき焦る…
ようやく仕様決定。そして製作を依頼。

カウルサイドステー 001

カウルサイドステー 003

外注であるが制約などあったりして。
ステー左右でフレームを挟む構造。

カウルサイドステー 002

カウルサイドステー 015

取付状態。締め付けることで押さえつけているだけで位置は決まらない。
何らかの方法で位置決めすべきだが、そんなことを考えていればいつまでたっても
終わらないためこのようにした。
さらには、これだけで終わらないのである。

カウルサイドステー 023

カウル側と直結はせずアルミパイプで意図的に弱い部分を設けておく。
全部ガチガチでは転倒時にフレームへのダメージあるため。
実際にはどの程度効果あるかは定かではないが。
ステーすべて取り付けてみないとパイプの長さを決めることはできない。
よってこれは自分で作ることになる。
ステーとパイプはβピンで接続。

パイプに穴あけるには意外と難しかったりして。
ハンドドリルしかないので、ステーをガイドに。
パイプ作っている時に間違いに気づいた。
パイプが細すぎてスコスコ。
程々の隙間になるよう決めたはずだが…
急遽、材料を仕入れてやり直した。


シン07

カウルサイドステー 027

今は通販で大概の物がすぐに入手できるので助かる。
いい時代になったものだ(笑)。
壊れるという前提なので予備も作っておく。

カウルサイドステー 010

ステムとタンクで挟まれるので隙間はこれぐらい。
苦労がわかるだろうか。

カウルサイドステー 028

カウルサイドステー 029

カウルサイドステー 030

カウルサイドステー 031

完成。
横棒の位置が計画よりも下になったのでそのままではカウルに届かないため
ワンクッション介してある。
ない方がよいが、誤魔化しがきくようにもなる。
外注したステーだが、俺の勘違いで使えなかったので一部やり直した。
時間がないのに…

ここまで持ってくるのにどれほどの時間を要したか。
書いてしまうとすぐに出来たように思えるだろう。
しかし実際には半年以上費やしたのだ!
たかがカウル。されどカウル。

岡田杯の前のテストになんとか間に合った。

その4へ続く。