未完の敗戦その52024年07月12日 22時46分28秒

その4より続く。

副知事が泣いて辞任表明したとか。
その辞任理由とは。
知事を支えようとしたが、知事を守るのに失敗した。
何のために、守ろうとしたのか全く分からん。
一緒に辞めるように迫ったらしいが。
めっちゃ矛盾すると思うが、実際はどうやねん。
さらには県政の停滞を招いたことも理由としている。
県政の停滞が問題で、知事のやったことには何の責任もないということになる。
パワハラが今回の問題の本質だ。
副知事からコミュニケーション能力の欠如を指摘される始末。
そんなん、言われるということはよっぽどのことだ。
大日本帝国主義者だから、下っ端如きお前らが知事様であるこの俺に意見するなど
絶対に認めんということやな。

そのようなことが普通に起こっている日本。
上意下達でもある日本社会。明らかにおかしいことでもそれを言うことは困難だ。
それを告発したということは、尋常でない内容だったはずだ。
告発した人は自殺した。ちょっとのことで自殺するなんて考えられない。
知事はその事の重要性は全く理解していない。
考えているのは己の権威を維持することだけ。
いつまでも責任を取らず辞めない。
こういう時、権力への執着心と言われるが、俺は違うと思う。
権威主義が問題の本質と考える。

自民党の大臣が辞めるのに、政治の停滞を招いたことを理由とすることがある。
騒がれたことだけが問題と言いたいらしい。
問題の本質はそういうことではない。
停滞を招いたのはお前が言ったことや、やったことが原因でそうなったのだ。
つまりは己の責任は全く認めないまま辞めるわけだ。
辞めたらエエんやろ。それを逆ギレという。
野党やマスコミ、人々も辞めさせて喜んでるようでは全くダメだ。
己の非を認めさせるべきだ。
これが責任を取らせるということだ。

大日本帝国主義は権威主義でもある。
失敗や間違いを一切、認めない。
認めなければ失敗したことにはならないということだろう。
権威と言うのは絶対なので、失敗やましてそれを認めるなどあり得ない。
実際には間違え、失敗しているわけだ。
それをなかったことにする必要がある。
隠蔽したり誤魔化したり話をすり替えたりするしかない。
そうすることで結局は更に問題を大きくしたり、被害者を増やしたりする。

知事の件のみならず他も同じ。
原発爆発や福知山線などでは誰も責任取ってない。
責任取るためトップが存在しているとも言える。
人は間違えるものである。
それが嫌ならトップになるな。
他の国では、重大なことがあるとトップが捕まるが日本ではない。
皆無だ。
その原因は大日本帝国主義という権威主義にある。
責任や非をを認めないから延々と同じことが繰り返される。
そういうことは誰も言わない。

権威主義である大日本帝国主義が日本の問題の根源だと考える。
これを解決しない限り、日本が良くなることはない。

その6へ続く。 、

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