ミラーその32019年07月20日 18時30分01秒

2万キロ 001

今ではほぼSL1本なので走行距離多い。
年に1万近く走っている。

その2より続く。

実はその後もミラーについては作業していた。
それでも思ったようにはならなかったのだ。
それはノーマルの形状が妙に凝った形状になっているからだ。
要は見にくい。
昔ながらの単純な形状が良い。
こんな所で凝ってどうする。
ノーマルはアカン。
近年のカワサキは鏡面は共通で腕や取付部を車種に合わせている場合多い。
鏡面の使い回しだ。

ノーマルに見切りをつけたはいいが適当な代替品はない。
社外品はイマイチ。
ならば他社純正はどうか。純正は作りは社外よりも確かである。
ちょうどいいのは無い。
大概車種に合わせて作るので当然か。
いけそうな物はあったがそれは使えないとの判断になった。
車載などを考えると可倒式であることは絶対条件だが、まずここで候補がかなり絞られる。
条件はそれだけではない。
9Rもそうだったが、ただの可倒式は多い。
それを動かすとずれがなく元の位置に戻すのは不可能なのだ。
SLなどの可倒式はクリックがあってパタっと倒れるようになっている。
この方式だと倒し放題なのだ。
しかし、カワサキ以外ではほとんど採用していないようだ。
何かないのか…
そんな時。これは?!
これはいけるかもしれん。
しかし取付の関係からそのままでは使えない。
そこで考えた。アレをやればいけるのではないかと。
アレを今のミラーでやるのは危険すぎる。
新秘孔究明のためにはまずは木人形(デク)が必要となった。

木人形ミラー 001

木人形ミラー 002

木人形ミラー 003

木人形入手。
SLの中古品である。これで秘孔を究明するのだ。
可倒部の構造はどうなっているのか。早速究明開始。

木人形ミラー 004

かしめられたピンをドリルで揉んでばらす。
さらにドライバーなどでこじって分解する。
ぴょーん。その瞬間何か飛んでいった。
可倒部にばねが入っていてかしめ外れた瞬間に飛んだようだ。
もうちょっとでセルフ顔面ぶっかけ食らうところやったわ。
まあエエわ。まだ木人形はおる(笑)。
今度は飛ばないよう慎重に。

木人形ミラー 005

こんな所、ばらした奴ちょっとおらんやろ。
部品回収したがこれで全部かはわからない。
このような構造となっている。
やはりさっきのは数が足りない。全部回収できなかったのだ。
皿ばねがきついようだ。
かしめは破壊したので再使用できないが、ボルトナットで代用する。
秘孔究明するならばとことんやるべし。
先っぽはどうなっているのか。
先っぽだけ交換できたらおいしすぎる。
しかし、そこは分解は考えていない構造なのだ。
ともかくやるべし。

しかし。
パキッッッ。

木人形ミラー 006

鏡割れてもうたわ!
鏡外すことが出来れば先っぽだけの交換は可能だと思うがそれは非常に困難であり…
ともかく鏡を全部除去。

木人形ミラー 007

木人形ミラー 008

先っぽはこのようになっている。
たぶん玉は共通だろう。鏡を割らずに脱着できれば先っぽだけ交換できる。

秘孔は究明したがそれだけでは何の役にも立たない。
次が本番なのだ。

その4 へ続く。

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