キャリアその42018年04月21日 22時03分43秒

数日前からツツジが満開となっている。
公園、植え込み、庭先そして神社。
さらにはアゲハチョウ。
そんな季節か。ちょっと早いような気もする。

その3より続く。

仕様は大体決まった。一気に本ちゃんにいくか?
待て。
紙では剛性低いし、先走って失敗するとやり直しになる可能性もある。
そこでさらなる試作を行うことにした。

試作キャリア 001

試作故にハイグレードな材料は必要ない。
薄手の鉄板で十分だ。
これは個人では無理なので外注する。

試作キャリア 002

試作キャリア 003

試作キャリア 006

こんな感じ。
タンデムシートの脱着や、前後位置を確認する。
しかしウインカーとの干渉は予想外だった。
かわしたつもりだったが、甘かった。
位置も後すぎる。
十分に検討したつもりだったが、当初の計画に誤りがあったようだ。
そういうことは想定済みだったので前後の車高調としていたが、それでは調整しきれない…
俺としたことが。
できるだけ前に位置する方が好都合。

試作キャリア 011

試作キャリア 012

アダプター作って前に出す。

紙での試作ではわからなかった剛性について確認する。
形状故に縦には強いが横には弱い。
縦のしなりもある。
シートレールに負担を掛けないよう、スパンは長く取っている。
しかしそれ相応の積載も考えているのだ。

ノーマルフェンダー取付穴のみで固定する市販品ある。
それでは弱いのは明らかであるが、それに箱取り付けている例知っている。
後ろから見ると箱が上下動するのがはっきり見えるという。
乗っている本人はそれに気づかないが。
もともと箱禁止で売っている。
それでも使い続けるとどうなるか。
なんとシートレール側が割れた!というのだ。
シートレールそのものは強いが、フェンダー取付部は荷重を考慮されていない。
そうなるのは必然である。
シートレール側が弱いという結論となった。
今や箱付けるのは普通のこと。
部品メーカーの苦労偲ばれる。
メーカーが対応しておくべきだろう。
取り付けるポイント最初から付けとかんかい。
やはりシートレールからのサポートが必要だ。

この時点で時間が取れなくなり開発が停滞。
構想からすでに1年が経過している。
実際に始めたのはもっと後のことだが、予定よりも時間掛かっている。
この調子では完成するのはいつのことか。

キャリアシートバッグ 002

完成までの繋ぎとしてシートバッグ取付。これだけでも全然ちゃうわ。

その5へ続く。