自賠責2017年06月01日 20時38分54秒

ある日のこと。山の中を走っていた。
遅い車を先頭に列をなす。
それはよくあることだ。
その後ろの車は前に行きたそうだ。
つかれるのが嫌なら前に出せば済むだけのこと。
しかしそれはしない。
己が遅いと思っていないのか。
遅ければ遅いほど安全と思っているのか。
そうであれば、車などに乗るのは大間違いだ。
徒歩に変えるべし。
単に後を全く見てないだけだろう。
ありがちだが、ほとんどの場所は黄線なのだ。
もうアカン。これ以上は我慢できん。
しびれをきらした車がとうとう追い越す。
その気持ちはよくわかる。

しかし、追い越した瞬間にレッドフラッグ持ったオッサンが出てきた。
何というタイミング。

そこは即席取調室と化していたので、ねずみだったのだろう。
しかし手前には計測係はいなかった。
対向にもいない。
よっぽど巧妙に隠れていたのか?
隠れてやるな。
事故防止などと言うのなら正々堂々とやれ。
それともたままた居なかったのか。

先頭とレッドフラッグの餌食には間がいたので、俺は抜く気はなかったが、
先頭の真後ろにいたら俺が餌食になっていたかもしれん。
色んな罠というリスクあるのだ。

さて、保険更新の時期がやってきた。

自賠責 002

今回も5年入った。
まだまだ乗る。
長期に入れば入るほど年単価安くなるのだ。

しかし、もう10年か…
そんだけ年食ったということでもある。
時の流れは早い。早すぎる。

10年たってもまだ完成の域にはほど遠い。
色んなことをやっているからな。
絞った方がいいとは思うが、そうしたいのだからしゃあないやろ。
ボチボチと仕上げていきたい。

ミシュランアジリス2017年06月05日 21時38分46秒

貨物は走行性能や快適性、安全性低い。
乗用車しか乗ったこと無ければ、その差に愕然とするだろう。
仕事で使うからといってそれらはどうでもいいわけではない。
しかし買う方もそういうものと思っているのか、あるいは安さ優先か?
現実にはその辺は重視されていない。
いや、無視されているというのが事実か。

タイヤも同様で安く、保ちが良ければそれでよし。
客がそういう要求しかしないので車両メーカーやタイヤメーカーもそれなりの
物しか作らないわけだ。
仕事中ならば事故してもどうでもいいということ。
それはタイヤだけではなく、他も作りでも同じこと。

ノーマルタイヤ 003

耐久性重視の割には保ち悪い。
減りだけではなく、トレッドに割れもある。
数年前のことなので距離は曖昧だが、これで終わり?という感じであった。
そんなこんなで新車からついていたタイヤに良い印象はない。
ちなみに横浜スーパーバン。
メッチャイメージ悪い。
横浜は候補から外すことにする。

純正タイヤ終わって数年。
その間はスタッドレスで頑張っていた。
そのスタッドレスも古くなり…

ミシュランアジリス 014

山は残っているが、ひび割れが気になる。
この状態なのはとうにわかっていた。
しかし、何を選択すべきか決めきれなかったので交換は先送りとなっていた。
しかし、もう限界。
安全性今市なスタッドレスに劣化が追い打ちをかける。
これは危ない。
早急に交換する必要がある。

何を選択すべきか。
貨物の宿命故にLTタイヤの選択は必須。
サイズ上げてホイールも変えたい。
しかしそうしようとすると選択肢がない。
カタログには載っていないLTタイヤも存在すると聞いたことがある。
大っぴらには売っていないが、買えるタイヤ。
何かやましいことがあるのか?
意味がわからん。
そういうのはある日突然入手不可能となる可能性高いのではないか。
ホイール変えてもタイヤがない…

昔は軽トラに乗っていた。
交差点普通に曲がってもタイヤが鳴く。
雨で普通に流れたり。
それが乗用タイヤに変えると、そういう問題は解消した。
その性能差に愕然とした。

安全性や性能重視してタイヤを探すが、希望のタイヤはない…
そのような状況だったので決断出来ないままに時間だけが流れた。
しかしそんなことでは永久に交換できない。
本気でどうするか検討した。

LTタイヤは必須。妙なサイズは怪しい。
よってノーマルサイズのLTとなった。
このクラス、各社から出ているがやる気が全く感じられない。
HPで乗用だと能書き色々あるが、貨物だと無いのと同じ。
大体やねえ。
どこに載っているか探すだけでも大変だったりする。

タイヤを気にする奴などいないのか、ネット上でもさっぱり。
仕事ではなく、遊び100%。
10年弱でまだ5万走っていない。
つまりは減る前に劣化が進んで交換となる。
はっきり言って保ちなどどうでもいい。
その代わり安全性や快適性、性能を追求したい。
個人で箱車乗っている例は増えている。
そういう需要はかなりあると思うがそういうタイヤは存在しない。
けちって事故することを考えたら保ち重視というのは合わない。
事故で人生終わることを思えばタイヤなど安いのだ。
タイヤメーカーだけでなく、車両メーカーも本気でやらなアカンやろ。

で選択はどうするのか。
こちらも商売気ないが良さそうなミシュランAGILISに決定。
保ちを強調するが、グリップという表記に注目。
滑ったところで、それがどないしてん状態の他社ではそのようなことは謳っていない。
評価も引っ掛かってこないが、消去法でこれしかないという結論となった。

ミシュランアジリス 001

ミシュランアジリス 002

ミシュランアジリス 011

貨物用は用品屋では普通おいていない。
それもあって通販で入手。
安いところでは1万以下で買える。
各部観察するが、回転方向の指定はない。
車ではそれが普通か。
軽点もない。
国産ではついているのでメーカーにもよるのか。

ミシュランアジリス 010

ミシュランよ、お前もか…
ヨーロッパでもこのサイズ需要あると思うが、日本向けはそうなのか。

ミシュランアジリス 012

ミシュランアジリス 015

ミシュランアジリス 016

交換後はどんな感じか。
全体が柔らかいスタッドレスと比べても硬い感じはしない。
強固に固めることでグリップや保ちを確保したと言う。
ガツガツくるのかと思っていたが、意外にもそういうことはない。
まだわずかしか走っていないので正しい評価はこれからだ。

ホイールも変えたいが、都合によりまだまだ純正鉄チンで頑張らないといけない。

内圧コントロールバルブその12017年06月09日 21時27分22秒

各種開発を進めている。
すでに色々したし、検討中の課題も多い。
ここでのアップが追いつかないほど。

ちょっとやり出せばもう1台買えるぐらいになる。
手間や時間も相当かかる。
出来ることからちょっとずつ進めていく。

早急に対策必要な件はある。
まずは単亀頭故のエンブレのきつさ。
ぎくしゃくして乗りにくい。
2亀頭の方はハイグレードなクラッチが最初からついている。
それは単亀頭にこそ必要なのだが。
安物仕様故の悲しさか。

対策するにはアレを使うしかない。
それはクランクケース内圧コントロールバルブ。
クラッチでエンブレを逃がすのではなく、根本的にエンブレを減らすという物。

クランケース内の空気は下降するピストンにより圧縮される。
その抵抗がエンブレだ。
ブリーザーから圧縮された空気は排出するが、ピストン上昇した時には流れを
遮断してケース内の圧力を低く保つ。

一昔前のこと。
10Rを試乗したことがある。
中だしマフラーの奴。
9Rでは到底真似できない圧倒的な速さ。
比較など意味のないほど。
しかし、トロトロ走る時にはがさつなエンジンだと思った。
エンブレでぎくしゃくするのだ。
すでにこの時9Rにはコントロールバルブを付けていた。
これがその違いかと思ったのだ。

内圧コントロールバルブ 001

内圧コントロールバルブ 002

内圧コントロールバルブ 004

哀れな部品取りと化す、9R。
メーカーはNAG。この部品では元祖と言える存在。
今では各社ある。
手っ取り早くこれを使うのだ。
取付には方向がある。それを間違うと大変なことになる可能性大。
都合よいことにサイズ同じだったりする。

内圧コントロールバルブ 007

内圧コントロールバルブ 008

取付にあたってはタンクを外す。
ついでにボックスの蓋も捲ってみる。
豚の鼻どころか象の鼻。
どんだけ規制しとんねん。
思わず外したくなる誘惑に襲われるが、セッティング変わる可能性大なので今回は我慢。

内圧コントロールバルブ 012

良くなる方向ではわかりにくいが、悪くなる方向ではわかりやすい。
ブリーザーパイプに咬ませるため、そのままでは使えなくなる。
そこで比較のため新品を用意。
さすがに向こう物のためか安めなのが助かる。

内圧コントロールバルブ 013

作業完了。しかし。
ホースとの繋ぎは締め付けたらアカンということに気づく。
これまではホースバンドでギチギチに締めていた。
そうすると歪んで作動不良を起こすらしい。

内圧コントロールバルブ 015

ホースバンドよりタイラップに変更。
ホースとは結構きつくはまっているので最終的にはタイラップも無しとした。

さて試乗する。
微妙な感じ。
やはり良くなる方向ではわかりにくい。
それともギチギチに締めていたので性能悪化しているのか?

新品ホースに交換してまた試乗。
こっちの方がエンブレがきつい。
やはりバルブの効果はある。

またバルブを取り付ける。
ちなみに、エンジン側のクリップを脱着は簡単だが、ボックス側は非常にやりにくい。
”カリ”が結構、効いているのでボックス側のクリップは必要ないと判断。
そうするとタンクはそのままにタンクカバー外すだけでホースの差し替えが出来る。

戻した瞬間にはエンブレは立ち上がらない。
やや遅れて効く。
まだエンブレはきつめに感じられる。
エンジンの回転上昇速く感じる。
つまり加速が良くなったということ。
性能向上よりも戻した時のフィーリングを重視したい。
結論としては効果あるが、まだ不十分ということになった。
このタイプは古く、今では売っていない。
新型になっているし、他社製もある。
今後の課題とするが、もっと追求する必要あるだろう。

その2へ続く。

インプレその42017年06月14日 21時45分00秒

その3より続く。

思ったこと色々書いているが、思いつきで書いているのでとりとめのない感じとなるがまあええやろ。

エンジンを掛けると目に見えて水温が上昇していく。
大排気量なら普通だが、この排気量でそうなのはどうやねん。
メータ読み97℃前後でファンが回る。
意外にも早めなのに驚く。
ラジエータは2亀頭より大きいという話もあるが、それは未確認。
ファンが回っても熱くはならない。
ラジエータの背面にダクトがあって、熱風を下に導くようになっている。
このやり方では抵抗が大きいので冷えにくいはず。
ライダーは熱くはないかもしれないが、エンジンは熱い。
良いのかどうか微妙な所。
春先で流していると70℃前後だが止まると一気に水温上昇。
夏場は厳しそうな雰囲気。
オイルへの負担も気になる。

ミラーは見やすいとは言えないが、案外ブレが少ないのは良い。
10Rはブレが非道いらしい。
クラウンの餌食になってまうやろ!とメーカーに怒りの電話した例があるとかないとか。

腕の写り込み多いのは今市。
後を見ようとすれば、肘を絞る必要ある。
もうちょい腕の長さあれば全然違うだろう。
形も妙に凝っている。
もっと単純な形状の方が絶対見やすい。
鏡面はどうみても同じ車種多々ある。
腕や取付部で調整しているようだ。
使い回ししまくり。

社外品もあるが、そちらはどうか。
何かの純正流用の方が良いように思う。

ABSはどうか。
前は試してみようとは思わないが、後は試してみた。
意図的に強めに掛けてみる。
するとABSが作動する。
やはり作動が早いのか。
効き落とした9Rでも場合によりロックするので評価は微妙なところ。
前を試すようなことはないが、作動確認する機会があった。
減速帯でのブレーキング。
はね気味となるが、そこで作動したのだ。
ロックするほどではなかったので、はねを考慮しても作動はやはり早いように思う。
メーカーはもっと頑張らなアカン。
旋回中での作動は考えられていないので、効果発揮できる場面は限られるし。

シングルシートカバーは走行中にロックが外れることが何度もあった。
確実にロックしているが。
金具の出来が悪そうだ。
それを触っていてわかったのだが、ある方向に力を掛けるとロックが外れる。
走行中にケツが当たる。
しかし単に後方向では外れない。
ということは。
走行中に妙な腰の動きをしているのか。
後からみたらあいつ、何クネクネしとんねん。
そういうことだったりして(笑)。

動き激渋のチェーン。
しばし走ると抵抗が少なくなってきた。
しかしそれでも重すぎる。
バイク屋情報によると、1万ぐらいで急激に伸び始めるという。
引いても引いても伸びるとか。

チェンオイルの飛びも激しい。
飛び散りを嫌って、不要なオイルは可能な限り拭き取っている。
それでも飛び散る。
ええとこ無しのインドネシア(タイ?)RK。

まだ続くか?

さて1ミリも走る前から左右とも破壊したタンクカバーの爪。
そのままではばたつくのは避けられない。

内圧コントロールバルブ 006

一旦、バイク屋に戻したときに修理されて帰ってきた。
仕上げは見ての通りだが、外からは見えないのでこれで十分。
新品は1枚4000円するのだから。