キャブその8~続空燃比2016年09月11日 13時39分21秒

その7より続く。

やり始めると次から次へとやらざるを得なくなる。
ある程度は予想していたが想像以上で、手間暇金が垂れ流しのような状態に…
こればっかりで他のことまで手が回らない。
終わりが見えない状態では嫌気がさしてくる。
全部自分でやっているので金の方はまだましだが、全部手業者に依頼すると大変なことになる。

PLX空燃比計 033

PLX空燃比計 037

PLX空燃比計 038

PLX空燃比計 039

PLX空燃比計 041

センサーの位置を決めたら取付を依頼する。
位置は自分で決めたが、失敗したら元に戻せないので慎重に決める必要ある。
しかし、完成すると実にナイスな位置であると自画自賛する(笑)。
写真ではかかとが熔けるように見えるが実際にはまったく当たらない。
可動部他も同様。

PLX空燃比計 042

センサーの配線はチョー余る。
基本四輪用なのでやむない所。

取付完了したならば走行する。
そこで思ったこと。
表示は絶えず変化している。小数点以下は特に。
一定で走っていてもそうなのだ。
表示が落ち着くまで時間掛かるのか?
メーカーによるとそうではなく、燃焼状態が変化しているのだということ。
表示の正確性については検証のしようがないのである。
つまりは信じるしかないということ。

既に書いたが、加速減速で激しく表示が変わる。
どの時点の数値で判断するか。
戻したとき、かなり薄くなる。
そうなることは知っていたが、数字として初めて把握したのだ。
2ストでは開けた時より戻したときに焼けやすいということは当然の結果。

普通に走れる。
しかし数値では外している。数値を知らなければそれで良しとなるような気がする。
悪くはないが、もっとシュバッと吹けそうな気がしてならない。
数値を知ってしまった以上は追求したくなるのだ。

数値わかってもそれだけではセッティングできない。
どこでの数値なのか?
グリップに印つけるなどとは昔からあるが走行中に見るのは難しい。
また正確かどうかも怪しいしな。

取り敢えずは移設した油温計だが、あの位置では全く見えない。
よって場所を検討する。
メーターの右側しか空いている場所はないのでそこに移設。

PLX空燃比計 053

PLX空燃比計 055

しかしマスター にモロ干渉。
なんとか調整し当たらない位置とした。
しかしリザーブタンクの陰となり見やすいとはいえない。
これ以上はどないしようもないので当面はこのままとする。

PLX空燃比計 056

PLX空燃比計 057

PLX空燃比計 058

日射によりほととんど見えない。
逆光だと良いが、横や後からの光に弱い。
夜だと十分な光量あり見やすい。
2輪専用ではなく屋外での使用は考慮されていないからな。
などと思っていたら、バイク用なのにヨシムラ油温計も見えない時あった(笑)。
そこで反射防止シール張ったが気休め程度でしかない。
また別の方法を考えよう。

本体は走行すると触れない程ではないが、かなり熱くなる。
場所柄熱がこもりやすい。
そこでメーカに聞いてみた。
対策の必要はないのかと。
返答は熱がこもらない方が有利とのこと。
形状からして放熱については考えているようには全く見えないし、車でも同じことと思うが。
正確には輸入元なのでメーカーとは考えが違うのかもしれん。
横にはレギュレータがあるが、これは触れないぐらい発熱する。
それの影響もあるか。
雨が掛からない場所はここだけ。
周りに何もない方が放熱しやすいが、移設は難しそうだ。

PLX空燃比計 060

PLX空燃比計 061

300キロほど使用後のセンサー。
表示画面切替ることでセンサーの状態を知ることが出来るが、それが20/100と出たのだ。
かなり危険な状態か?
そこでメーカーに聞いてみた。

こすったりクリーナー吹いたりしたら脂肪にに至るらしい。
それは知らなかったが、余計なことはしない方が良いと思いこの時はそのまま戻した。
そんなことで脂肪するとは。

PLXセンサーヘルス 001

PLXセンサーヘルス 004

で正しくヘルスを確認する方法とは。
センサーを外し電源を入れるだけ。
特に問題ないとの結果となった。
この数値はその時々で変わるらしい。
つまりは悪い数値出ても、その後良い数値出る可能性あるということ。
釈然としないが。

カーボンがセンサーの寿命に与える影響は大であるらしい。
つまり濃すぎる状態が続けば条件は厳しくなる。
それを避けるため常時加熱して焼き切るようになっている。
焼けきれないほどだと傷むようだ。
同様に2ストに使えない理由も同じとのこと。
正確には使えないのではなく、センサーが保たないわけだ。
使い捨てと割り切って使う例もあるらしい。

その9に続く。